モデルコース記載の拝観スポットは、仏事等で拝観できない場合や、公開時期が限定されている観音様も含まれています。
事前に各寺院等へご予約されるか、ツアーにご参加されることをお勧めします。
観音の里めぐりツアー<4~11月催行>
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木之本インター 木ノ本駅
重要文化財である本尊は、千手観音立像と伝わっていますが、その形姿から諸仏、諸菩薩の母たる准胝観音像と見た方が妥当です。姿態は優雅高尚で衣褶は下半身に集中し煩雑な装飾はなく裳の中央に渦文が見られ端厳な精気に満ちた密教系の彫刻です。
車20分
重要文化財である本尊は一木造りで、伏し目がちの眠っているような細い目と薄い唇は、いかにもやわらかな顔つきを感じさせます。作者由緒については詳かではないが、衣文から制作年代は、十世紀から十一世紀初めにかけてのものと思われます。
車5分
己高山では奈良時代以降多くの寺院が存在していましたが、明治の廃仏毀釈等により廃寺となり、今では仏像や寺宝は、山麓の古橋地区の収蔵庫(己高閣と世代閣)に保存されています。重要文化財・十一面観音立像や魚籃観音立像など多数収蔵されています。
車3分
重要文化財である本尊の十一面観音立像は、欅の一木造りで、平安時代の作といわれています。この観音様は、紅を差した口元が印象的な優しい顔立ちをしており、井上靖は「村の娘さんをモデルにしたよう」と表現しています。
車6分
長年秘仏でしたが、昭和44年に重要文化財に指定されて以来、一般公開されています。重要文化財である本尊は厄を転じて利を施すコロリ(転利)観音として親しまれていますが、いつの間にか長患いせず極楽往生に導く観音様といわれるようになりました。
車6分
十一面観音立像は、ふっくらとして穏やかな表情、胸の隆起と腹部の肉付き、どれをとっても堂々とした体躯の重量感あふれる表現がされている重要文化財です。
車5分
「観音の里」の窓口であり、観音の里と呼ばれる由縁や、湖北の文化財を見学する際の基礎的な知識を深めることができます。「観音さま」を通して、仏教の思想や美術を身近に感じられます。
すぐ
国宝・十一面観音立像は、天平時代・泰澄作の仏像と伝わる日本彫刻史における最高傑作で、七体ある国宝・十一面観音立像の中で最も美しいとされ、特に官能的でさえあると表現されています。肉感的で腰を軽く左に捻った躍動的なお姿、耳璫と呼ばれる耳飾り、大きく作られた頭上面など数々の特徴を持っています。