羽柴秀吉が初めて城持ち大名となって開いた城下町、長浜。江戸時代には大通寺の門前町や北国街道の宿場としても栄え、現在でもその町並みを活かした黒壁スクエアはガラス工芸を中心としたショップや工房のほか、
郷土料理が楽しめるお店などが軒を連ねる人気のスポットです。
また現存する日本最古の駅舎や長浜盆梅展が開催される慶雲館など明治の建築物も残
ノスタルジックでモダンな町並みにも出会えます。
市街地の周辺には、浅井長政の居城であった小谷城跡、石田三成出生の地、姉川の合戦跡など戦国時代を駆け抜けた
武将たちの足跡が残り、戦国ロマンあふれるみどころが一杯です。
黒壁スクエアは、長浜市旧市街にある、伝統的建造物群を生かした観光スポット。江戸時代から明治時代の和風建造物が今も残り、情緒ある町並みとその古建築を活用したギャラリー、レストラン、カフェ等が集積するエリアです。
また西日本最大のガラス芸術の展示エリアとして知られ、年間約200万人の観光客が訪れる滋賀県随一の人気観光スポットです。
旧長浜駅舎は、現存する日本最古の駅舎。明治15年(1882)、当時の新橋駅を模して造られた、洋風2階建ての建物。 長浜鉄道文化館には、貴重な鉄道資料を展示。また、館内に鉄道模型運転コーナーがあります。さらに北陸線電化記念館には、実際に北陸線で活躍したデゴイチやED70形電気機関車が展示されています。
天正元年(1573)に羽柴秀吉(豊臣秀吉)が浅井長政攻めの功で織田信長から浅井氏の領地を拝領した際に、当時今浜(いまはま)と呼ばれていた地を“長浜”と改め、城とを築きました。一説には、信長の名から一字拝領し長浜に改名したと言われています。長浜城は、秀吉が最初に築いた居城であり、秀吉の城下町経営の基礎を醸成した所でもあります。
江戸時代前期に廃城になり、遺構は彦根城や大通寺に移築されました。その跡には、僅かな石垣と井戸だけが残されていましたが、昭和58年(1983)に 安土桃山時代の城郭を模して「昭和新城」を復興され、内部は歴史博物館として公開しています。
湖北を一望する5階の展望台では、ナレーションや効果音によって、戦国時代における長浜の重要性を実感することができます。長浜城は湖北八景に選ばれています。
「長浜曳山まつり」は毎年4月9日~16日に、長濱八幡宮の春の例祭に合わせ執行されます。13日~16日は、絢爛豪華な山車「曳山」が登場し、その舞台の上で「子ども歌舞伎」が演じられます。
長浜港からは竹生島へ遊覧船が発着し、湖上からの景観を満喫できます。
また湖岸からは水鳥が戯れ、日本の夕日百選にも選ばれた琵琶湖の景色を思う存分楽しめます。
琵琶湖八景のひとつに数えられ、平家物語『竹生嶋詣』や謡曲「竹生島」にも神秘的な美しさを秘めた島として登場し、千年を経た今日でも、その姿は人々をひきつけてやみません。
北の水鳥公園からは、夕陽を背にした特有の浮島や竹生島がまさに絶景で、湖で戯れる水鳥たちを茜色に染める夕景は、訪れた人の心も優しく包み込んでくれます。
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