どうがんじかんのんどう(こうげんじ)
渡岸寺観音堂(向源寺)十一面観音立像【日本の仏像100選/にっぽん心の仏像100選】
国宝十一面観音立像は、深い慈悲をたたえた表情にインドや西域の作風を伝えており、腰を少し左にひねった官能的なプロポーション、大きく作られた頭上面とその配置、「じとう」と呼ばれるイヤリングなど数々の特徴を備えています。
法界定印を結ぶ胎蔵界の大日如来像は、優しくまとまりの良い穏やかな相好やふくよかな丸いお顔、なで肩、蓮のような衣文に包まれた両膝など、藤原仏の典型的な様式をよく示しています。
県指定の十一面観音立像は、小像ながら王朝時代の装飾美をよく表現した像です。着衣には切金で美しい文様が繊細華麗に施され、伏し目がちの穏やかな表情や両頬の豊かな丸い相好、細身でなで肩の穏やかなスタイルなどに平安時代末期・十二世紀の特徴がよく表れています。
所在地 |
長浜市高月町渡岸寺50 Googleマップで確認する |
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アクセス |
[公共交通]
JR高月駅から徒歩10分 [自動車]
北陸自動車道木之本ICまたは小谷城スマートICから10分 [駐車場]
有 |
営業時間 |
9:00~17:00 |
9:00~16:00(12月~2月) | |
定休日 |
不定休 |
料金 |
500円(仏像拝観) |
団体割引20名以上400円 小学生以下無料 | |
お問い合わせ先 |
渡岸寺観音堂国宝維持保存協賛会 |
TEL |
0749-85-2632 |
FAX |
0749-85-2632 |
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